クロメンガタスズメ#06
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Acherontia lachesis (Fabricius, 1798)
スズメガ科 スズメガ亜科 メンガタスズメ族
東京都清瀬市 2021.10.19 体長約128mm(尾角除く)
南方種で北上が進んでいる大型スズメガ。
知人宅の庭のボタンクサギに発生していた巨大な終齢幼虫。
知らせを受けて行ったところ、確認出来たのは8頭で、全て褐色型。
色彩は他に緑型と黄色型があり、それぞれ別種のように印象が異なるが、
尾角先端が前方にくるんと丸まっているのが本種の特徴。
前日の段階では緑型も1頭いたようだが、
一足違いで土中に潜ったか、鳥に食べられたかで見つからなかった。
8頭中一番小さい個体のみ寄生バチの卵が多数産み付けられていたが、
他は全てクリーンだった。
この個体はほぼ臨界まで成長していると見られ、蛹化が近そうだが、
この秋中に羽化するのか、蛹のまま越冬するのかは気温次第と思われる。
分布:本州(東北南部以南)、九州、屋久島、沖縄本島、
台湾、中国、マレー、インド、バングラデシュ、スリランカ、
ネパール、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、スンダランド、
ニューギニア
成虫出現月:7〜8、11(蛹越冬)
寄主植物:ゴマ、ナス、ジャガイモ、チョウセンアサガオ、
タバコ、クコ、キリ、キササゲ、フジマメ、アサ、クサギ類
成虫
http://photozou.jp/photo/show/1433095/265267567
G1079-6
アルバム: 蛾・スズメガ科
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