フタスジフユシャク#9
- 57
Inurois asahinai Inoue, 1974
シャクガ科 フユシャク亜科
♂
山梨県甲州市 2021.11.25 前翅長約16mm
日本固有種。
本州以南では山地性。撮影地は標高約1500m。
極めて局所的な分布を示すシュゼンジフユシャクに模様がよく似ている。
Inurois属の他種の例に漏れず、♀は他種との外観の差異がほとんどなく、
また同時期に見られる同属のクロテンフユシャク、ウスモンフユシャク、
ウスバフユシャク、ヤマウスバフユシャクと混棲する場合が多いため、
単独の♀で同定するには交尾器の確認が必須。
林縁のリョウブの枝にいた。クロテン、ウスモンは多く見られたが、
本種はまだ出始めのようで少なかった。
ウスバとヤマウスバは確認出来ず。
分布：北海道、本州、四国、九州
成虫出現月：11〜12
寄主植物：ヤマザクラなどサクラ類、コハウチカエデ
交尾ペア
http://photozou.jp/photo/show/1433095/230362437
シュゼンジフユシャク（♂）
http://photozou.jp/photo/show/1433095/217294286
G1564-9
アルバム: 蛾・シャクガ科5・フユシャクの仲間
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