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迫る雲・降り往く天の川

写真: 迫る雲・降り往く天の川

写真: 仰ぎ見る夏の天の川 写真: 天蝎宮毒針之図

7/2 1:34〜1:41
南アルプス 標高1800m付近にて。

AF-S 24mm f/1.4G + HEUIB-II + 改造α7S
SWAT-mini (Music EQ II ユニテック版)にて追尾。
F2〜2.2程度相当、ISO6400 30sec ×10枚コンポジット

晴れを期待せず、オルゴールにα7Sを載せて天の川・散光星雲観望に徹していたところ、薄雲が掛かっていながらも比較的視界が開けた瞬間があり、急いでスチルモードに切り替えて撮影しました。
極軸なんて、北極星が雲の切れ間に見えた瞬間に、ザクッと極望穴に入れただけです。
ゼンマイ1巻きで約10枚を撮影し、PixInsight で処理しました。

流石に標高が2000m近いと、背景の暗さが素晴らしいですね。
F1.4 解放・コマ露出1/4secで ISO20万掛けても背景が白飛びせずに天の川観望できたのは、初めてでした。

空が暗いため、スチルにおいても、南知多の4倍の感度でヒストグラムの中央にピークが来る状態になりました。
雲が無ければ、更にもう少し多く露光することができたことでしょう。

ISO6400 で10枚だと、少しノイズが目立つように感じました。16枚以上は欲しいところです。

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コメント (2)

  • UTO

    天の川、綺麗でいいですねぇ〜。
    今夏はたぶん、遠征はできないので(おまけに北遠はよく曇る)指を加えて見ています(笑)

    フィルターは無し?天然の滲みかしら。星も綺麗に出てますね。

    2016年7月7日 09:24 UTO (2)

  • ばくばく

    コメントありがとうございます!
    やはり標高高いと、ガツッと露出掛けられますね〜
    α7Sは、ヒストグラムのピークが中央より左寄りぐらいの露光、までが「ちゃんと色が出る限界」だと判ったので、空が良いほど本領を発揮出来るようです。

    滲みは天然薄雲フィルターです。コマ毎に見ると天の川とタメ張るぐらいの濃さの雲が通過していますが、移動が速かったことと、PixInsight の DBE が絶妙なシェーディングファイルを作って減算してくれたので、何とかなりました。

    星撮るのは難しいとしても、家族連れて胎内星祭りにでも行きませんか?
    昨年、飛行機使って家族で行って、娘等はホテルの近所の釣り堀で魚釣りを満喫したようです。いまだに「魚釣ったんだよ」と言っているので、余程記憶に残ったのでしょう。

    2016年7月7日 11:24 ばくばく (5)

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