90年前のピアノを綺麗に2
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アクションを手前に倒して
http://photozou.jp/photo/show/1934405/222529629
掃除機をかけた後、やおら、マイスターは、鍵盤を外し始めました。
なにせ古いピアノですから、ご覧のように鍵盤と棚板の間に埃やゴミが溜まっています。
それを掃除しようというのと、鍵盤が駆動する時に位置がずれないように鍵盤の下部分にはまっている突起がありますね。
其処にも細工をして、滑りを良くして下さいました。
鍵盤の微妙な深さ、浅さの調整は、左に見えるアクションの中のネジで調整をできますが、基本は、右にある緑の丸いクッションの下に実は隠れて居る紙の厚さだったりします。
紙一枚の厚さで弾いていて違いがわかります。
もちろん、紙の厚さもボール紙的なものからもっと薄いのまで色々鍵盤によってへたり方が違うので(どうしても、とても高い音や低い音は中央部分よりは使わないから)その調整も大変です。
なぜ、中央の一番下のフェルトのクッションが赤いのがあるのかというと、たぶん古いので、フェルトが虫にでも食われて劣化したから、昔交換したのでしょう。
先ほど倒れていたアクションは、本来の位置に戻っていますね。
(http://photozou.jp/photo/show/1934405/222529639 に続く)
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