520 梨久保のカエデ
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梨久保のオブスナサマの大カエデ
入口赤鳥居付近の、カエデと杉の双頭の巨木が目立ちますが、奥には樹高15mの大カエデも聳えているのです。
県道36号線、入四間川に掛かる『梨久保橋』近くの山林斜面に木造3社・ワラホウデン・大黒天石像・石祠などが並び祀られています。梨久保の人たちは、この所を『オブスナサマ』と呼んでいます。オブスナサマは『産土(ウブスナ)』であろう。『日本民俗辞典』に『産土』は、生まれた土地の神と記されています。
木造の三社は、天満宮、高宮・鹿島と言われるが、一社に『奉斎勝稲荷神社御霊』裏『民神祭』とあり、またの社(やしろ)に『昭和37年 10月 17日 改築 奉斎金山稲荷神霊』の棟札があります。
旧暦9月19日の例祭日に午前10時頃参集、各人『オブスナサマ』に新穀のお赤飯を供え、御岩神社宮司による祝詞後、御神酒を交わし直会(なおらい)に入り歓談、午前中で終了しているとの事です。
−中里地区の民間信仰
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