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袋城/上総稲荷神社(清水区)

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写真: 袋城/上総稲荷神社(清水区)

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清水城・清水袋城・浜清水袋城
築城年、永禄12(1569)年
築城主、武田信玄(縄張、馬場信春。奉行、今福和泉守・横田甚五郎光胤)
城主、武田氏城番、中村式部少輔一氏、徳川氏城番
廃城年、慶長19(1614)年
遺構、無し

上総稲荷神社の所に「旧袋城の石」と記された石が置いてあります。これだけが、城があった証拠というところでしょうか…。

武田信玄が駿河を征圧し、水軍編成のために築いた最初の水軍基地です。対北条戦に備え急務としていたこと、のちには信長との海上戦を睨んだとか。
袋城は巴川の河口を埋め立てて築かれ(現在遺構は皆無だ)、古図面を見ると扇形状に突出して城地を造り、陸地に接する部分に大手門と角馬出を設け、川側に船溜りを設けた構造だったようです。
武田水軍は、今川水軍を大部分そのまま引き継いだものではありましたが、北条水軍や西国の水軍と比較すると船舶の量も質も弱小だったようです。

永禄11(1568)年12月、三国同盟を破棄。駿河侵攻。
永禄12(1569)年正月、江尻城築城。
元亀元(1570)年、北条氏と海戦。
天正8(1580)年、同上。
天正10(1582)年、武田氏滅亡後は徳川家康の支配となり、城も軍も徳川水軍のものとなりました。編成もそのままだったとか。
天正18(1590)年、家康が関東へ移封されると中村式部少輔一氏が駿河へ配され、水軍を置いたとされています。

巡回マップ→ https://drive.google.com/open?id=1WiPgV9Fgfpjv5vy3v0kilOraqXU&usp=sharing

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