レインボーオブシディアンのハート磨き
- 1
- 520
オブシディアンとは黒曜石。古代のナイフとかでお馴染みのあの黒曜石である。そのオブシディアンには、磨くとこのように虹が出るタイプがあり、頂点と山、谷をうまく研磨するとハート型になる。この手のハートのオブシディアンは隅々まで磨かれているのが普通だが、この標本はところどころラフで残されているのが珍しい。右下を見ると層になっているのが分かる。それがレインボーの秘密なのだろう。愛らしいハートと荒々しい石の様子が同居しているのが何とも良い味を出している。ちなみに撮影の裏話であるが、このオブシディアンのハートは映り込みを無くすのが大変である。この場合、黒ケントでドームを作り、正面から一灯、なるべくハレーションが出ない位置に当てている。石のサイズ:約54×50×28mm。産地:La Revoltosa Mine,San Andreas,Mun de Magdalena,Jalisco,Mexico。
アルバム: 趣味の鉱物写真
お気に入り (1)
1人がお気に入りに入れています
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。